MOVEit Transfer を展開して MS SQL Server を使用する場合、高性能のストレージで TempDB を実行することをお勧めします。たとえば MOVEit Transfer では、バージョン 8.2 以降、Read Committed スナップショット分離 (RCSI) の採用により、大規模インストール (ファイル数が数百万) で発生するレイテンシおよび同時実行の問題を緩和できるようになりました。

MS SQL Server 用の RCSI では、同時実行の問題を軽減させるために、依存関係が導入されています。この機能を使用することで、読み取りと書き込みトランザクションの間に TempDB を重点的に利用することができます。大規模な実装では、TempDB に高性能なストレージを使用することが重要です (たとえば、ローカル RAID 1 または RAID 1+0 を使用すると有効です)。大規模なインストールの調整については、データベース管理者にお問い合わせください。

注: TempDB で発生するエラーや例外は詳しく調べる必要があります。RCSI では TempDB が使用可能であることが想定されています。

サイジング/ボリュームの配置

SQL Server データベースのサイジングを行う際は、以下のガイドラインに従ってください。

  • ログの増加によりデータベースのサイズが大きくなります (また、SQL Server はデフォルトで自動拡張するように設定されています)。
  • ログファイルと tempdb ファイルは、書き込みに最適化された個別のボリュームに配置する必要があります。
  • MOVEit Transfer Server では通常、書き込みよりも読み取りトランザクションがはるかに多いため、プライマリデータファイルを読み取りに最適化することができます。