サービス統合 - RADIUS/ODBC Authentication
- Last Updated: November 21, 2024
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- MOVEit Transfer
- Version 2024.1
- Version 2024
- Documentation
MOVEit Transfer でリモートデータベーステーブルに格納されているユーザー名とパスワードに対して認証するには、MOVEit RADIUS/ODBC Authentication サービスを使用します。このサービスは、MOVEit Transfer からの RADIUS 要求を受け入れ、ローカル ODBC ソースから試行されたユーザー名とパスワードを検索します。
このサービスでは任意の ODBC 接続文字列と一般的なSQL クエリが使用されるため、このメカニズムでほとんどのデータベースをサポートできます (MySQL と SQL Server のサンプルが用意されています)。
推奨されるプラットフォーム
このサービスを最も安全に実行する方法は、データベースサーバーと同じマシン上にインストールすることです。この場合、ユーザー名とパスワードはすべて、暗号化された RADIUS チャネルにより保護されます。別の内部マシンにこのサービスをインストールする方法もありますが、安全性が低下します。この場合、ユーザー名とパスワードは、MOVEit Transfer と MOVEit RADIUS/ODBC Authentication サービスを実行するコンピュータの間で暗号化されますが、MOVEit RADIUS/ODBC サーバーとデータベースサーバー間ではおそらく暗号化されません。最も安全性が劣るのは、MOVEit Transfer システム本体にこのサービスをインストールする方法です。この場合、ユーザー名とパスワードは、MOVEit Transfer と内部データベースサーバーとの間で暗号化されずに送信されます。
インストール
MOVEit RADIUS/ODBC Authentication サービスをインストールするには、以下のパッケージをダウンロードしてインストールする必要があります。
- Microsoft .NET Framework バージョン 1.1 以上
- MOVEit RADIUS-ODBC Authentication (MOVEit 製品ページの / MOVEit / DMZ / Extras フォルダーにあります)。
MOVEit RADIUS-ODBC Authentication サーバーは Microsoft サービスとしてインストールされます。したがって、サービスコントロールパネルを使用するか、コマンドプロンプトから net stop/start moveitradius コマンドを実行してサービスの起動と停止ができます。他の MOVEit サービスとは異なり、MOVEit RADIUS-ODBC サービス自体にユーザーインターフェイスはありません。このサービスで深刻なエラーが発生すると、MOVEitRADIUS のアプリケーションイベントログに記録されます。
MOVEit RADIUS-ODBC Authentication パッケージとともに、GUI 設定クライアントもインストールされます。このクライアントは、[スタート] メニューの [プログラム] | [MOVEit DMZ] | [Configure MOVEit RADIUS (MOVEit RADIUS の設定)] から起動できます。
設定
次の例では、dotnet.corp.stdnet.com というシステムで MOVEit Transfer が実行されています。jglshuttle.corp.stdnet.com という 2 番目のシステムは、ユーザー名/パスワードデータベースサービスと MOVEit ODBC-RADIUS Authentication サービスの両方をホストしています。

ユーザー名とパスワードは、userlookup テーブルの (MySQL) データベース (radiustest) に格納されます。

MOVEit Transfer で、管理者は jglshuttle.corp.stdnet.com を指すようにリモート RADIUS 認証ソースを設定し、共有シークレットを入力します。
RADIUSODBC04.gif" width="532" height="229" alt="RADIUSODBC04.gif (10704 bytes)"/>
最後に、管理者は MOVEit RADIUS-ODBC サービスを設定するため、[Configure MOVEit Radius (MOVEit Radius の設定)] ユーティリティを開き、以下の値を入力します。

このダイアログの値は、MOVEit RADIUS-ODBC サービスで次のように使用されます。
- [UDP Port (UDP ポート)]: このサービスが接続のためにリッスンする UDP ポート。デフォルトは 1645 です。
- [Shared Secret (共有シークレット)] (および [Again (再入力)]): RADIUS 接続の暗号化に使用する語句。この値は、MOVEit Transfer で設定されている共有シークレット値と一致する必要があります。
- [(ODBC) Connection ((ODBC) 接続)]: データベースに接続し、認証を受けるために使用する ODBC 接続文字列。この文字列の正確な値は、データベースのベンダーごとに異なります。MySQL データベースまたは SQL Server データベースの適切な値を簡単に入力するには、このフィールドのすぐ下にある、該当する [Set for DB (DB について設定)] ボタンをクリックします。その他のデータベースベンダーの接続文字列の詳しいリストは、http://www.connectionstrings.com に公開されています。
- (Database (データベース)) [Host (ホスト)]: ユーザー名/パスワードのデータベースサービスの IP アドレスまたはホスト名。
- (Database (データベース)) [Username (ユーザー名)]: ユーザー名/パスワードデータベースへの接続に使用するユーザー名。
- (Database (データベース)) [Password (パスワード)]: ユーザー名/パスワードデータベースへの接続に使用するパスワード。
- (Database (データベース)) [Database (データベース)]: ユーザー名/パスワードデータベースの名前。
- (Database (データベース)) [Table (テーブル)]: ユーザー名/パスワードデータベースのテーブルの名前。
- (Database (データベース)) [Username Field (ユーザー名フィールド)]: クリアテキストのユーザー名が含まれている、テーブル内のフィールドの名前。
- (Database (データベース)) [Password Field (パスワードフィールド)]: クリアテキストのパスワードが含まれている、テーブル内のフィールドの名前。
必ず、すべての値を入力してください。そうしないと、MOVEit RADIUS-ODBC サービスが機能しない可能性があります。
この設定ダイアログを使用して設定したすべての値は、HKLM\SOFTWARE\Standard Networks\MOVEitRadius レジストリエントリに保存されます。[Shared Secret (共有シークレット)] と [Database Password (データベースパスワード)] の値はここで暗号化され、このダイアログでのみ設定できます。新しい設定を使用するには、MOVEit RADIUS サービスを再起動する必要があります。
テスト
設定した MOVEit RADIUS-ODBC サービスの動作をテストする 1 つの方法は、適切に設定された MOVEit Transfer セッションから登録済みのユーザーとしてサインオンすることです。デバッグレベルが [DEBUG ALL (すべてデバッグ)] に設定されている場合、RADIUS メッセージおよびエラーは、MOVEit Transfer のデバッグログに記録されます。
MOVEit RADIUS テストクライアント
このような RADIUS サービスの動作をテストするには、他にも、MOVEitRADIUSTestClient (MOVEit サポートサイトの Distribution \ MOVEit \ DMZ \ Extras フォルダーにあります) をダウンロードして実行する方法があります。
インストール
RADIUS テストクライアントでは、.NET Framework を使用する必要があります。作業を始める前に .NET Framework をインストールしてください。RADIUS テストクライアントをインストールする際、ZIP ファイルの内容は、テストマシン上の 1 つのフォルダーに解凍されます (他に ZIP ユーティリティがなくても、MOVEit ウィザードによりこのファイルが解凍されます)。テストクライアントは、必ず、テストを行うマシン上にインストールしてください。リモートファイルサーバーからクライアントを実行すると、アクセス許可の問題が発生し、クライアントが正しく実行されない場合があります。「The .Net framework did not grant the permission.... (.Net framework からアクセス許可を受けることができませんでした)」というエラーが表示された場合、このことが原因として考えられます。
操作
MOVEit RADIUS テストクライアントは、MOVEitExtAuthTest.exe という名前のグラフィカルユーティリティです。このユーティリティを実行するには、ファイルをダブルクリックします。次に、テストする RADIUS サーバーの正確な情報を入力し、[Authenticate (認証)] ボタンをクリックします。
RADIUS の診断
以下のスクリーンショットは、サインオンに成功したときと、異なる一般的な問題が 3 件発生したときの MOVEit RADIUS テストクライアントの動作を示しています。
正常に接続し、正常に認証された:

正常に接続したが、ユーザー名またはパスワードが正しくない:

接続に失敗、ホストが無効:

接続に失敗、RADIUS サービスがリッスンしていない (サーバーが正しくない可能性がある):
