SSH - 設定 (および IP アドレスのバインド)
- Last Updated: November 21, 2024
- 17 minute read
- MOVEit Transfer
- Version 2024.1
- Version 2024
- Documentation
MOVEit Transfer Configuration ユーティリティの [SSH] タブと [SSH Ciphers (SSH 暗号)] タブを使用して、SSH サーバーを設定します。
MOVEit Transfer Configuration ユーティリティを開く/実行するには:
- Windowsから [スタート] メニューを選択します。
- MOVEit Transfer Config のショートカットを選択します。

[SSH Server Configuration Update Interval (SSH サーバー設定の更新間隔)]
MOVEit Transfer SSH サーバーは、設定の変更をただちに適用します。変更は、新しい接続が次回確立されたときに有効になります。
例外: SSH ポートに変更が加えられた場合は、この変更を有効にするために、MOVEit Transfer SSH サービスを再起動する必要があります。
SSH タブ
MOVEit Transfer Config ユーティリティの [SSH] タブを使用すると、現在の MOVEit Transfer サーバーホストで実行されている SSH サーバーを表示および設定できます。
このパネルのコントロールを使用すると、次のことが可能になります。
- SSH リスナーが実行される論理ポートを調整します。
- SSH サーバーホストキーを生成します。
- SSH リスナーを特定の IP アドレスにバインドします。
- 拡張セキュリティを備えたアルゴリズム (楕円曲線など) から生成されたキーをバインドします。
- MOVEit SSH で使用するキーの管理、維持、更新を行います。
複数の種類の SSH サーバーホストキー
MOVEit Transfer では、1 つ以上のホストキーを使用して各 SSH バインディング (デフォルトのバインディングを含む) を設定できます。この機能は、SSH/SFTP クライアントが MOVEit Transfer に接続する場合、特に、ポリシーの制限により、特定のキーまたはキーの種類に使用が制限される場合に便利です。
[バインディング] パネルを使用して、SSH をバインドして、別の IP アドレスでリッスンすることもできます。
[SSH] タブと [バインディング] パネル
[SSH Configuration Panel (SSH 設定パネル)]
[Server Keys (サーバーキー)]:
[SSH] タブの [Server Keys (サーバーキー)] ビューには次が表示されます。
- [名前]。読み取れる名前。
- [キーの種類]。キーペアの生成に使用されるアルゴリズム。
- [フィンガープリント]。サーバーキーの MD5 ハッシュ。

[Server Keys (サーバーキー)] コントロール ([キーの追加]、[編集]、[削除]、[デフォルト]) を使用すると、次のことが可能になります。
- SSH リスナーに割り当てることができる新しいキーを生成します。([キーの追加])
- わかりやすい名前の編集、表示、キーペアのコピー、キーの削除。([編集])
- キーを削除し、そのキーを使用するクライアントからの接続を防止します。([削除])
- キーをデフォルトにします。([デフォルト])
複数の組織のシステムに関する注意事項
公開キーをエクスポートするには
- MOVEit Transfer Config ユーティリティの [SSH] タブの [編集] ボタンをクリックします。ダイアログにキーが 2 つの異なる形式で表示されます。
- エクスポートする形式を表示しているウィンドウのすべてのテキストを選択して、CTRL+C キーを押してテキストをコピーし、目的のテキストファイルに保存します。

新しいサーバーキーを追加するには:
- [追加] をクリックして、目的のキーの種類とサイズを選択します。キーの種類はアルゴリズムを指します。アルゴリズムが異なれば、利点とトレードオフも異なります。サイズとは、大まかに言うと、特徴空間またはアルゴリズムの難易度を意味します。(より大きな計算サイズを備えたより優れたアルゴリズムは、キーペアのセキュリティが向上することを意味します。)

- DSS キータイプは、デジタル署名を提供しますが、キーの交換または暗号化は提供しません。DSS では、署名の生成が署名の検証より高速になります。
- ECDSA キータイプは、より大きな問題空間にまたがる楕円曲線アルゴリズムを使用し、より高速な計算時間を実現します。
- RSA キータイプは、デジタル署名、キーの交換、暗号化を提供します。RSS では、署名の検証が署名の生成より高速になります。
キーのタイプとサイズの選択が完了すると、[Add SSH Server Key (SSH サーバーキーの追加)] ウィンドウが表示されます。
このウィンドウには、以下のようなキーの詳細が表示されます。
- フィンガープリント
- 種類
- OpenSSH 形式
- SSH2 形式
- [Name (名前)] にキーの名前を入力して、[OK] をクリックします。
新しいキーが [Server Keys (サーバーキー)] ウィンドウに追加されます。

- キーの名前を編集するには、キーを選択して [Edit (編集)] をクリックします。
- キーを削除するには、キーを選択して [Remove (削除)] をクリックします。
- キーをデフォルトの SSH サーバーキーにするには、キーを選択して [Default (デフォルト)] をクリックします。現在のデフォルトのキーの名前が「OldDefault-year-month-day_xxxxxx」に変更され、選択したキーの名前が「default」に変更されます。
- [Confirm SSH key rename (SSH キー名前変更の確認)] メッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。

[バインディング] パネル (および [Add Alternate Bindings (代替バインディングの追加)])
代替バインディングを使用すると、サーバー IP およびサーバーキーの種類を MOVEit Transfer 組織に関連付けることができます。
代替バインディングを追加するには:
- [Bindings (バインディング)] の [追加] をクリックします。
[Add SSH Alternative Binding (SSH 代替バインディングの追加)] ダイアログが表示されます。

- 以下の項目を入力します。
- [Server IP Address (サーバー IP アドレス)]:代替バインディングがまだない、重複のない IP アドレスを入力します。[Bind to IP Address (バインド先 IP アドレス)] のデフォルト値 (0.0.0.0.) は選択しないでください。
- [Server Key (サーバーキー)]:サーバー IP アドレスにバインドするホストキーをドロップダウンリストから選択します。ここには、[Server Keys (サーバーキー)] ウィンドウに既に追加されているサーバーキーしか表示されません。
- [Organization (組織)]: サーバーIPアドレスにバインドする組織をドロップダウンリストから選択します。ドロップダウンリストには次の内容が表示されます。
- [(default) ((デフォルト))]:任意の組織をデフォルトとして割り当てることができます。デフォルト組織の割り当て方法については、「Web インターフェイス - 設定 - システム - その他」を参照してください。
- 現在の MOVEit Transfer 組織。
- [OK] をクリックします。
新しいバインディングが [Bindings (バインディング)] ウィンドウに追加されます。
注: バインディングのサーバー IP、サーバーキー、組織を編集するには、バインディングを選択して [Edit (編集)] をクリックします。バインディングを削除するには、バインディングを選択して [Remove (削除)] をクリックします。。
デフォルトの SSH サービスバージョンコントロールの使用
レガシまたは標準 (デフォルト) SSH サービスを選択するためのコントロール。

| サービスのコントロール | 説明 |
|---|---|
| レガシ SSH サービスに戻す | このコントロールが表示されている場合、標準 (デフォルト) SSH サービスが実行されていることを示します。これが優先する状態です (このコントロールを使用して MOVEit Transfer を元に戻し、古いレガシサービスを実行することは推奨されていません)。 |
| デフォルトの SSH ポリシーの使用 | このコントロールが表示されている場合、レガシ SSH サービスが実行されていることを示します (レガシサービスの使用は、ベストプラクティスではありません)。
|
診断ログ ([Status (ステータス)] タブで設定)
MOVEit Transfer SSH サーバー診断ログ設定は、Configuration ユーティリティの [Status (ステータス)] タブで変更できます。詳細については、「Configuration ユーティリティのログ設定セクション ([Status (ステータス)] タブ)」を参照してください。
パス ([Paths (パス)] タブで設定)
MOVEit Transfer SSH サーバーは、このタブで設定されているマシン URL を使用して MOVEit Transfer と通信します。詳細については、「[Paths (パス)] タブ」を参照してください。
[SSH Ciphers (SSH 暗号)] タブ
[SSH Ciphers (SSH 暗号)] タブには次の項目が含まれます。
- [SSH Ciphers (SSH 暗号)]。データのエンコードに使用できるアルゴリズムとその優先順位。
- [Hash Functions (ハッシュ関数)]。使用されるハッシュベースのメッセージ認証コードとその優先順位。
- [キー交換アルゴリズム]。セッションキーの交換に利用可能なアルゴリズムとその優先順位。

このタブでは、SSH 接続のセキュリティ保護に使用される暗号とハッシュ関数を選択できます。
FIPS および PCI コンプライアンスのため、弱い暗号の使用を避ける必要が生じる場合があります。たとえば、PCI 監査では、MD5 や MD5-96 などの暗号の使用がフラグ付けされる可能性があります。FIPS によって承認されている SSH 向け暗号方式には、(2015 年 9 月現在で) 3des-cbc、aes128-cbc、aes192-cbc、aes-256 の各暗号と、hmac-sha2-512、hmac-sha2-256、hmac-sha1、hmac-md5、hmac-sha1-96、hmac-md5-96 の各ハッシュ関数が含まれます。
SSH 暗号の選択
[SSH Ciphers (SSH 暗号)] セクションでは、許容可能な暗号とその優先順位を選択できます。デフォルトでは、現在の MOVEit Transfer プラットフォームで利用可能なすべての暗号が利用可能です。
- 選択されているエントリを無効にする場合や、選択が解除されているエントリを有効にする場合は、[Enabled (有効)] チェックボックスを選択します。
- 優先順位として、リスト内でエントリを上下に移動するには、矢印ボタンを使用します (リストの上部に近いエントリほど、下位のエントリよりも優先順位が高くなります)。注: 弱い暗号またはハッシュを許可する必要がある場合でも、強い暗号のオプションは常にリストの上部に配置してください。
FIPS モード
MOVEit Transfer のデフォルトの SFTP ライブラリは、連邦情報処理標準 (FIPS 140-2) に準拠する暗号化機能とアルゴリズムを提供します。MOVEit Transfer Config ユーティリティでは、FIPS 認定の安全な暗号化、キーの交換、クライアントキー、MAC、および圧縮アルゴリズムを使用できます。
FIPS モードを選択するには:
- [Enable FIPS Mode (FIPS モードを有効にする)] チェックボックスをオンにすると、SSH 暗号、ハッシュ関数、およびキーアルゴリズムを FIPS 標準に準拠したサブセットに制限することができます。
- 暗号のリストを FIPS 標準に準拠するサブセットに減らしたことを検証/チェックします。
[FIPS Mode (FIPS モード)] チェックボックスがオンになっている [SSH Ciphers (SSH 暗号)] タブ

SSH ハッシュ関数の選択
[SSH Hash Functions (SSH ハッシュ関数)] セクションでは、許容可能なハッシュ関数とその優先順位を選択できます。デフォルトでは、現在の MOVEit Transfer プラットフォームで利用可能なすべてのハッシュ関数が利用可能です。
- 選択されているエントリを無効にする場合や、選択が解除されているエントリを有効にする場合は、[Enabled (有効)] チェックボックスを選択します。リストの上部に近いエントリほど、リスト内で後続のエントリよりも優先順位が高くなります。
- リスト内でエントリを上下に移動するには、矢印ボタンを使用します。
