サービス統合 - Ad Hoc Add-in
- Last Updated: November 21, 2024
- 19 minute read
- MOVEit Transfer
- Version 2024.1
- Version 2024
- Documentation
Microsoft メールサーバーの要件
MOVEit Transfer アドインは、Microsoft の Web ベースのアドインアーキテクチャに基づいて構築されています。組織で使用するには、Microsoft メールソリューションが Web ベースのアドインの最小要件を満たしている必要があり、アドイン機能に必要な Microsoft API 機能セットをサポートしている必要があります。
Microsoft 365 サブスクリプション
Microsoft 365 に接続されている Outlook クライアント (最小バージョン2008、ビルド 13127.20296)。
Exchange Online
組織が Microsoft 365 を使用していない場合、アドインは Exchange Online および次の Outlook クライアントでも動作します。
- リテール版の永続型 Outlook 2016 以降。
- ボリュームライセンス版の永続型 Outlook 2021 以降。
MOVEit Transfer Server 統合の要件
Outlook または Exchange の観点から展開または設定する前に、MOVEit Transfer Server ではこのセクションで概説される構成設定を想定しています。
| 次の要件については... | 次の操作を行う... |
|---|---|
| 運用 Ad Hoc Transfer ライセンス |
|
| WebUI で Ad Hoc Transfer が有効になっています。 | [Change User Interface Settings (ユーザーインターフェイス設定の変更)] のセクションを参照してください。(これは組織全体の設定です) |
| 1 人以上のユーザーが Ad Hoc Transfer を有効にする必要があります。 | 「選択した組織に対して Ad Hoc Transfer を有効にする」のセクションを参照してください。 |
| クロスオリジンリソースシェアリング (CORS) が有効になっています。 |
MOVEit Transfer Configuration ユーティリティの [設定] タブで、アドインコンポーネントにアクセスできるように CORS エントリを追加します。 ベストプラクティス: ホストされるアドインフォルダにカスタム値を指定します。現在、以下でホストされています。 https://moveit.addins.progress.com 注: 最低限、[基本] 設定が有効になっている必要があります
|
|
ユーザーが認証を Outlook と連携できるようにする (オプション) (Outlook ユーザーに [Remember Me (記憶する)] オプションを指定します。これにより、MOVEit Transfer Ad Hoc Add-in を使用し、Outlook を開くたびに MOVEit Transfer にサインオンしなくて済むオプションを使用できるようになります) |
「外部アプリケーションのセキュリティトークンの設定」を参照してください。 以下でこの設定を確認することができます。 WebUI の [Settings (設定)] > [Security Policies (セキュリティポリシー)] - [User Auth (ユーザー認証)] - [Trusted Applications (信頼されたアプリケーション)] |
| リードタイムは約半日です。 | ユーザーの O365 環境に展開した後、Microsoft O365 がアドインを実稼働環境にプッシュする (およびアドインが一元管理された Outlook クライアントに表示される) には、最大で約 12 時間から 1 日 (通常はより短い) かかることが予想されます。 |
表にある MOVEit Transfer の要件を満たした後で、Microsoft のクラウドまたはエンタープライズツールを使用して、MOVEit Transfer Ad Hoc Add-in をユーザーに展開することができます。
Microsoft 365 Admin Center を使用した Ad Hoc の一元展開および管理
Exchange Online のメールボックスを使用しているサイトでは、Microsoft のアドインの一元展開を使用できます。
Azure Active Directory によってサポートされるほとんどのグループに Ad Hoc Outlook Add-in を割り当てることができます。
- Microsoft 365 グループ
- 配布リスト
- セキュリティグループ
展開する前に
MOVEit Transfer Ad Hoc Add-in for Outlook をユーザーの環境の一部に含める前に、次の表の要件に従ってください。
| 次の要件については... | 次の操作を行う... |
|---|---|
| O365 管理者権限 | グローバル管理者または Exchange 管理者として Exchange にサインオンします。 |
| 組織内のユーザーに、アプリの登録が可能なアカウントがあります。 | Azure Active Directory 管理センターの [ユーザー設定] で[アプリの登録] プロパティが [はい] に設定されています。 |
管理センターを使用した展開
Microsoft 365 の管理センターには、https://admin.microsoft.com からアクセスできます。365 の管理者権限が必要です。詳細については、Microsoft 管理者にお問い合わせください。
Microsoft 管理センター (表示は [統合アプリ] ページ)

- Microsoft 365 管理センターから、[設定] > [統合アプリ] をクリックします。
[ホーム] - [統合アプリ] ページが表示されます。
- [Add-ins (アドイン)] ハイパーリンクをクリックします。
[Add-ins (アドイン)] ページが表示されます。
- [アドインの展開] をクリックします。

[新しいアドインの展開] スライドパネルが表示されます。
- [アドインの展開] パネルの下部で、[次へ] をクリックします。

- [カスタム アプリをアップロードする]。MOVEit のマニフェストファイルを使用してアップロードします (https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/manifest.xml)。
[アドインの構成] パネルが表示されます。
- [ユーザーの割り当て] セクションから、次のいずれかを選択します。
- 全員
- 特定のユーザーまたはグループ
- 自分だけ
- [展開方法] セクションから、モードを選択します。
- 固定 (既定) アドインは、割り当てられたユーザーに自動的に展開されます。
- [使用可能]。アドインは展開できます (ただし、ユーザーの Outlook リボンにはインストールされません)。
- [オプション]。アドインはユーザーの Outlook クライアントに展開され存在しますが、ユーザーはこれを削除することができます。
- [展開] をクリックします。
コマンドレット (PowerShell) を使用した展開
MOVEit Transfer アドインの展開の可用性と構成をプログラム的に管理する場合は、Windows PowerShell と O365 Centralized Add-In モジュール (O365CentralizedAddInDeployment) を併用することができます。
- O365 の管理者用メソッドを提供するライブラリを参照してください。
例:
Import-Module -Name O365CentralizedAddInDeployment
- 管理セッションを作成します。
Connect-OrganizationAddInService
- 認証情報を提供します。(これらを PowerShell プロパティとして提供しない場合、Windows はインタラクティブにプロンプトを表示します)
たとえば、credentials プロパティを作成します。
$secpasswd = ConvertTo-SecureString "MaiKewlUneeqPasswd" -AsPlainText -Force
--ここで、MaiKewlUneeqPasswd をパスワードに置き換えます。
--また、credential オブジェクト (mycredentials) を作成するメソッドの入力引数として、credential プロパティ (secpasswd) を使用して credential オブジェクトを作成します。例:
$mycredentials = New-Object System.Management.Automation.PSCredential ("myMsftAdmin@example.com", $secpasswd)
- O365 に接続します。
例:
Connect-OrganizationAddInService -Credential $mycredentials
- マニフェストファイルを使用してアドインをアップロードします。
例:
New-OrganizationAddIn -ManifestPath 'https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/manifest.xml' -Locale 'en-US' -Members 'myExampleUser@example.com'
—ここで、
アドインステータスの取得 (管理センター)https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/manifest.xmlは、ホストされているマニフェストファイルの URL です。MOVEit Transfer Ad Hoc Add-in for Outlook のステータスは、以下のいずれかから取得できます。
- [ホーム] - [統合アプリ] ページの [ステータス] 列。
- [Add-ins (アドイン)] ページ ([ホーム] > [Add-ins (アドイン)]) の [ステータス] 列
- 特定のアドインのスライドパネルで [ステータス] トグルを表示します ([ホーム] > [Add-ins (アドイン)] [MOVEit Add Hoc Add-in]
[ホーム] > [統合アプリ] ページ - [ステータス] 列 (O365 管理センター)
アドインの詳細とステータスをすべて取得する (PowerShell ワンライナー)
MOVEit Transfer Outlook アドインの詳細 (状態など) をすべて取得するには、PowerShell から 1 行のスクリプトを実行します。
$Get-OrganizationAddIn -ProductId 05c2e1c9-3e1d-406e-9a91-e9ac64854143 | Format-List
--ここで、
05c2e1c9-3e1d-406e-9a91-e9ac64854143は、MOVEit Transfer Ad Hoc Add-in の現在のプロダクト ID です。
アドインのカスタマイズ
XML マニフェストファイルを編集し、そこからアドインをインストールすることで ([ファイルからアップロード] オプションを使用して)、アドインで使用されるテキストとアイコンをカスタマイズできます。Progress CDN URL からではなく、管理対象コピー/カスタムコピーをアップロードする必要があります。
このカスタマイズ機能により、以下のコントロールを使用できます。
- [MOVEit Add (MOVEit の追加)] としてのテキスト文字列と操作 (ボタン) が Outlook UI に表示されます。
- それらのボタンに表示されるアイコン。
- デフォルトの MOVEit Server アドレス。
- その他。
Outlook アドインのマニフェストファイル

カスタマイズの詳細については以下で説明しますが、基本的な手順は次のとおりです。
- Web ブラウザでオンラインマニフェストファイル (manifest.xml) に移動します
- XML マニフェストファイルをローカルに保存して、編集できるようにします。 重要: 元のファイルのコピーを保管しておいてください。これは、以前の状態と比較したり、以前の状態にロールバックしたりする必要がある場合に役立ちます。ヒント: XML をカスタマイズする場合は、元の Progress CDN ステージング XML ファイルを追跡することがベストプラクティスです (更新を監視するため)。更新をカスタムローカルコピーにマージする場合は、リリースノートを確認することもできます (たとえば、WhatsUp Gold のファイルの監視機能や etag をチェックするアプリケーションを使用できます)。
- XML マニフェストファイルの Resources セクションで、Images、ShortStrings、および LongStrings を編集して、カスタマイズを反映させます。
- ファイルを保存します。 ヒント: 保存するときは、Visual Studio Editor や Notepad++ など、元の文字エンコーディングを保持するエディタを使用してください。文字エンコーディングの警告を無視しないでください (マニフェストファイルにはローカライズされた文字列が含まれています)。
- ([URL からアップロード] ではなく) [ファイルからアップロード] オプションを使用して、カスタマイズした XML マニフェストを使用してアドインを展開します。
マニフェストを使用したカスタマイズ
- XML マニフェストファイルのローカルコピーを保存し、編集用に開きます。
- Web ブラウザで XML マニフェストファイルの Progress URL に移動します (https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/manifest.xml)
- ブラウザウィンドウで右クリックし、[名前を付けて保存] を使用してファイルのローカルコピーを保存します。
- ファイルをテキストエディタで開き、ファイルの末尾にある Resources セクションに移動します。
- Images、ShortStrings、および LongStrings を編集します。カスタマイズを反映するように、デフォルトの MOVEit Server アドレスを指定することもできます。
Images 属性
Images セクションには、Progress がホストする各アイコンサイズの場所 (URL) が含まれています。独自のアイコンを表示する場合は、公開されているサイトで以下にリストされている各サイズの画像を用意し、Progress がホストする画像 URL を各アイコンサイズの独自の画像 URL に置き換える必要があります。
<bt:Images>
<bt:Image id="Icon.16x16"
DefaultValue="https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/assets/icon-16.png"/>
<bt:Image id="Icon.32x32"
DefaultValue="https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/assets/icon-32.png"/>
<bt:Image id="Icon.64x64"
DefaultValue="https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/assets/icon-64.png"/>
<bt:Image id="Icon.80x80"
DefaultValue="https://moveit.addins.progress.com/transfer/outlook/assets/icon-80.png"/>
</bt:Images>
ShortStrings および LongStrings 属性
ShortStrings セクションと LongStrings セクションには、コマンドボタンとツールヒントで使用される文字列が含まれます。各要素に表示されるテキストを変更するには、各文字列の DefaultValue を編集できます。各文字列の意味は明らかですが、各文字列が Outlook のどこで使用されているかを理解するには、最初にアドインをそのままインストールしてから編集することが便利な場合があります。
<bt:ShortStrings>
<bt:String id="ComposeGroupLabel" DefaultValue="MOVEit Transfer"/>
<bt:String id="TaskpaneButton.Label" DefaultValue="Create Secure Package"/>
<bt:String id="ReadGroupLabel" DefaultValue="MOVEit Transfer"/>
<bt:String id="ReadDialogButton.Label" DefaultValue="View Secure Package"/>
</bt:ShortStrings>
<bt:LongStrings>
<bt:String id="TaskpaneButton.Tooltip" DefaultValue="Create and send files and
messages securely using MOVEit Transfer"/>
<bt:String id="ReadDialogButton.Tooltip" DefaultValue="View the secure package
associated with a 'New Package' notification"/>
</bt:LongStrings>
カスタム MOVEit Transfer Server アドレスの追加
Microsoft Outlook 用 MOVEit アドインのすべてのユーザーに対して、デフォルトの MOVEit Transfer Server アドレスを設定できます。ユーザーは、このデフォルトアドレスを使用または上書きしたり、マニフェストファイルで指定したアドレスに戻したりすることができます。
<Resources>
<bt:Images>
<bt:Image id="Icon.16x16" DefaultValue="https://localhost:3000/assets/icon-16.png"/>
<bt:Image id="Icon.32x32" DefaultValue="https://localhost:3000/assets/icon-32.png"/>
<bt:Image id="Icon.64x64" DefaultValue="https://localhost:3000/assets/icon-64.png"/>
<bt:Image id="Icon.80x80" DefaultValue="https://localhost:3000/assets/icon-80.png"/>
</bt:Images>
<bt:Urls>
<bt:Url id="Commands.Url" DefaultValue="https://localhost:3000/commands.html" />
<bt:Url id="Taskpane.Url" DefaultValue="https://localhost:3000/taskpane.html?DefaultMitServerAddress=" />
</bt:Urls>
例
<bt:Url id="Taskpane.Url" DefaultValue="https://localhost:3000/taskpane.html?DefaultMitServerAddress=moveit.example.com"/>
カスタマイズを使用したアドインの展開
ベストプラクティスとして、アドインをテストユーザーに展開し、変更が期待どおりに反映されていることを確認します (これは、Outlook ツールバーの [アドインを取得] コマンドから実行できます)。カスタマイズに満足したら、上記の手順に従って残りのユーザーにアドインを展開しますが、標準マニフェストファイルの Progress CDN URL ではなく、カスタマイズされたマニフェストファイルを使用します。
ローカライズされたバージョンのアップデート
アドインのアプリケーションコードは、Outlook で設定されている言語に基づいてロケール (表示言語) を自動的に変更します。
ただし、すべてのローカライズされたテキストがアドインアプリケーションに埋め込まれるわけではありません。
マニフェスト自体は、Outlook UI に表示されるローカライズされたテキストを提供します (アドインの説明や About フレームなど)。最近ローカライズされたバージョンにアップグレードする場合で、Outlook UI に英語のままのテキストが表示される場合は、マニフェストを再読み込みする必要があります。
ローカライズのための Outlook UI マニフェストの更新
