MOVEit Transfer をインストールするには:

MOVEit インストーラを実行する場合は、次の手順を実行します。

  1. Microsoft Windows に管理者として、またはコンピュータの完全な管理権限を持つ同等のアカウントを使用してログインします。
  2. 次のオプションのいずれかを選択してインストールを開始してください。
    1. ダウンロードした MOVEit インストールファイルを右クリックして、管理者としてインストールを実行します。
    2. 管理者コマンドプロンプトから、たとえば "C:Users\Administrator\Desktop\MOVEit_Install.exe" のようにインストールを実行します。
      注: インストールをオフラインで実行するには、コマンドプロンプトで、たとえば "C:Users\Administrator\Desktop\MOVEit_Install.exe" /Offline のように Offline オプションを指定します。
  3. ようこそ画面を確認し、[高速] または [カスタム] インストールモードのどちらで MOVEit を設定するかを指定します。[高速] インストールモードでは、すべてのプログラム機能がインストールされ、デフォルトのインストールパスが使用されます。[カスタム] インストールモードでは、ユーザーが選択したモジュールがインストールされ、必要に応じて追加の設定を指定できます。[次へ] をクリックして次に進みます。
  4. MOVEit のアクティベーションキーを入力してから、[次へ] をクリックします。これにより、コンピュータのインターネット接続を利用してソフトウェアがアクティベートされ、インストールファイルからシリアル番号が入力されます。
    注: ここで、カスタマーポータルの [My Products (マイプロダクト)] セクションから取得できるライセンスファイルを使用するか、こちらに記載されているオフラインアクティベーションプロセスを使用して、インストールした MOVEit をアクティベートすることもできます。この方法は、MOVEit サーバーがインターネットに接続されていない場合に便利です。
  5. インストールする MOVEit モジュールを選択します。
    注: MOVEit Mobile サーバーは、2020 リリースで廃止されました。アプリストア ("MOVEit Mobile") からインストールする最新のモバイルクライアントに必要なのは MOVEit Transfer 2019.2 以降だけです。詳細については、 リリースノートを参照してください。

    [次へ] をクリックして次に進みます。

  6. システム設定チェックの結果を確認します。前提条件チェックに合格しなかった場合は、それらを解決してから、[再検証] をクリックして、システム設定チェックを再度実行します。[次へ] をクリックして次に進みます。
    注: このインストールを開始する際に [カスタム] を選択した場合は、次のステップに進みます。[高速] インストールを選択した場合は、ステップ 10 に進んでください。
  7. [My SQL Server] の新しいインスタンスをローカルにインストールするか、[既存の Microsoft SQL Server] データベースまたは [既存の Microsoft Azure SQL Server] データベースを使用するかを指定して、[次へ] をクリックします。
    注: アプリケーションサーバー (MOVEit Transfer サーバー) とデータベースを同じタイムゾーンに設定する必要があります。そうでないと、サインオンの多要素認証やサービス間で使用されるセキュア接続プロトコルなどのセキュリティ機能が機能しません。
    注: 組織レベルのコントロール ([SETTINGS (設定)] -> [Display (表示)] -> [Regulatory Compliance (規制順守)] -> ["GMT" timezone offset statement ("GMT" タイムゾーンのオフセット文)]) を使用して、設定したタイムゾーンをユーザーに表示できます。詳細については、『 MOVEit Transfer 管理者ガイド』を参照してください。
    注: Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) を使用するには、[既存の Microsoft SQL Server] を選択し、データベースインスタンスを作成したときに AWS から受け取ったアドレスを使用します。
    1. [My SQL Server] を選択した場合は、新しいインスタンスの名前と場所、MySQL 管理者と MySQL ユーザーの両方のアカウントの認証情報を入力して、[次へ] をクリックします。
      注: MOVEit では、データベースに指定されたデフォルト名を使用することをお勧めします。標準以外のデータベース名を使用する場合は、製品のインストール時にその名前を使用してください。インストールを完了してから名前を変更すると、ネットワーク監視で潜在的な問題を引き起こす場合があります。
    2. [既存の Microsoft SQL Server] を選択した場合は、MOVEit が既存のインスタンスにアクセスするために使用する SQL Server 管理者ログイン名およびパスワードと SQL Server 名を入力してから、[次へ] をクリックします。
    3. [既存の Microsoft Azure SQL Server] を選択した場合は、MOVEit が既存のインスタンスにアクセスするために使用する SQL Server 管理者ログイン名およびパスワードと SQL Server 名を入力してから、[次へ] をクリックします。
  8. 以下の目的のフォルダーを指定します。
    • MOVEit Transfer アプリケーションファイル。

      インストールを実行している適切に構成されたホスト上のローカルパスを指定します。(このフォルダーはインストールディレクトリとも呼ばれます)。このホストは、リリースノートに指定されているソフトウェアおよびハードウェアの要件を満たしている必要があります (リリースノートは MOVEit インストーラと同じバージョンです)。

      デフォルトフォルダー:C:\Program Files\MOVEit

    • MOVEit Transfer Data フォルダー。

      このフォルダーは通常、NAS、SAN、または MOVEit Transfer Application ノードからローカルと同じようにアクセスできる別のドライブ上に存在します。たとえば、ネットワークストレージや、MOVEit Transfer Application ノードと共有されているマップされたドライブ (ここでは "D:" または "Z:" とします) を使用してアクセス可能にすることができます。

      デフォルトフォルダー:C:\MOVEitTransfer

    これらを選択したら、[次へ] を選択します。
  9. 暗号化ファイルおよびパッケージストレージを保存するファイルの場所を選択してください。
    1. デフォルトの [ファイルシステム] を選択すると、暗号化ファイルはアプリケーションフォルダーステップで定義したデータフォルダーに保存されます。[次へ] をクリックします。
    2. [Azure Blob ストレージ] を選択する場合は、Azure Blob ストレージアカウントの詳細を指定します。
    3. MOVEit および Azure ストレージサービスの暗号化を含む、保存時のレイヤード暗号化スキームを適用するには、[Encrypt with MOVEit (MOVEit で暗号化する)] チェックボックスをオンにします。

      チェックボックス

      モード

      結果

      オフ ()

      Azure の暗号化のみ (2019.x デフォルト)

      最新の暗号を使用する Azure Storage サービスレベルで暗号化を使用した場合、 MOVEit Transfer ファイルストアの Azure Block Blob (NoSQL) ストレージのパフォーマンスを向上させることができます。

      オン ()

      Azure の暗号化および MOVEit の暗号化。

      MOVEit Transfer の暗号化を全体に適用します (ファイルストア、非ルートファイルなど)。(ファイルストアは二重暗号化されます。)

      注: 2019.0 MOVEit Transfer Server から使用されている既存の Azure BLOB ストアを指定する場合は、2019.x で [Azure の暗号化のみ] モードを選択しないでください。このモードを選択すると、動作環境で 2 つの異なる暗号化スキームが使用されることになります。混合の暗号化スキームは、特に MOVEit Transfer ではサポートされていません。
    4. [次へ] をクリックします。
      注: アプリケーションサーバー (MOVEit Transfer サーバー) とデータベースを同じタイムゾーンに設定する必要があります。組織レベルのコントロール ([SETTINGS (設定)] -> [Display (表示)] -> [Regulatory Compliance (規制順守)] -> ["GMT" timezone offset statement ("GMT" タイムゾーンのオフセット文)]) を使用して、設定したタイムゾーンをユーザーに表示できます。
    注: MOVEit や Azure を使用して保存中のファイルを暗号化する場合、性能のトレードオフが発生します (暗号化の追加対性能の追加)。Azure Blob ファイルは Azure Storage Service レベルで暗号化されます。システムファイルストアの MOVEit Transfer 暗号化を維持するには (レイヤード暗号化)、ユーザーがファイルを読み込んだり転送したりする際のパフォーマンスの影響や認識されるレイテンシを緩和するために、 MOVEit Transfer サーバーについてピーク期間時のさらに高い処理能力 (つまり、Azure ノードの拡大化) が必要になる可能性があります。
  10. SysAdmin アカウントと Windows サービスユーザーアカウントの両方のユーザー名とパスワードの認証情報セットと、ルートキーパスフレーズを入力します。[次へ] をクリックして次に進みます。
    注: SysAdmin パスワードはインストール後に変更できます。ただし、Windows サービスユーザーアカウントとルートキーの認証情報は変更できません。続行する前に、このダイアログで入力した認証情報が正しいことを確認してください。
  11. [新しい IIS Web サイトを作成する] または [既存の IIS Web サイトを使用する] を指定して、[次へ] をクリックします。
    1. [新しい IIS Web サイトを作成する] を選択した場合は、ローカルシステムアカウントを使用するか、別のアカウントを使用するかを指定します。必要に応じて、アカウントの有効なユーザー名とパスワードを入力します。[次へ] をクリックして次に進みます。
    2. [既存の IIS Web サイトを使用する] を選択した場合は、サイトアドレスを入力してください。[次へ] をクリックして次に進みます。
  12. ユーザーが MOVEit Transfer サーバーに接続するために入力する必要がある URL を指定します。
    注: サーバーの内部ホスト名や IP アドレスに関係なく、この URL を使用して E メール通知が送信されます。
  13. MOVEit が E メール通信に使用するサーバー、送信者、受信者のアドレスと、ユーザーが MOVEit サーバーに接続するために入力する必要がある URL を入力します。さらに必要に応じて TLS を有効にし、通信の際に認証情報が必要かどうかを指定します。[次へ] をクリックして次に進みます。
  14. [新しい証明書を作成する] または [既存の証明書を使用する] のいずれかを指定します。新しい暗号化証明書の作成を選択すると、90 日後に有効期限が切れる証明書が自動生成されます。[次へ] をクリックします。
  15. [概要] ダイアログを確認して、表示された設定情報が正しいことを確認し、[続行] をクリックします。MOVEit インストールプログラムがインストールを開始します。
    注: [認証情報のコピー] をクリックすると、インストール後の確認のために、この情報を含むテキストファイルが生成されます。この情報は重要であり、コピーはここでしか生成できません。
  16. [インストールが完了しました] ダイアログが表示されたら、[Configuration ユーティリティを使用して MOVEit Transfer を設定] を選択できます。MOVEit Transfer のインストール後に、インターフェイスを起動してこのツールの詳細を確認するには、[ヘルプ] をクリックします。

    (MOVEit Transfer Configuration プログラムは、ローカルコンソールからグローバル設定を行うために使用する Windows アプリケーションです。)

  17. [終了] をクリックして、インストールプログラムを閉じます。
インストールプログラムを閉じると、[E メールリレー設定] ダイアログが表示されます。このダイアログを使用すると、初めて MOVEit を起動する前に、指定した E メールアドレスを使用して E メールリレーテストを実施することができます。インストールが完了すると、すべて正しくインストールされていることを確認するために、MIDMZcheck システムチェックユーティリティも自動的に実行されます。
注: インストール後の手順と、推奨される回避策によるトラブルシューティングについては、このガイドの「インストール後とトラブルシューティング」セクションと、リリースノートの「既知の問題」セクションの表を参照してください ([カテゴリ] 列で「インストーラ」という単語を確認してください)。