マルチテナント環境への移行
- Last Updated: April 5, 2026
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マルチテナントの有効化
マルチテナントをまだ使用したことがなく、使い始めたい場合は、**Flowmon Configuration Center → [システム] → [ユーザ設定] → [テナント]**の順に移動し、テナントページに記載する手順に従います。目的のテナントを作成したら、新しいロールとユーザをテナントごとに作成するのを忘れないでください。その後、Anomaly Detection Systemに切り替え、他のテナントに影響を与えることなく必要に応じて設定を個々のテナントに対して行うことができます。
旧バージョンからのアップグレード
アップグレードプロセスでは、Anomaly Detection Systemの現在の設定が自動的に評価され、可能な場合はデフォルトのベーステナントにすべてのデータと設定が移行します。アップグレード後、ADSは、マルチテナントのサポートについて告知することなく通常どおりの動作を続けます。バージョン12.3以上にアップグレードする場合、現在の設定によっては特別な注意が必要になることがあります。以下では、個別のケースとマルチテナントバージョンへのアップグレード方法について説明します。
テナントが定義されていないFlowmonアプライアンス
アップグレード前に(Flowmon Configuration Centerで)テナントが定義されていない場合、どのような手動アクションも実行する必要はありません。すべてのデータ(設定とイベント)はデフォルトのベーステナントに自動的に移行します。アップグレード後、ADSを通常どおり使用できます。
テナントが定義されたFlowmonアプライアンス
正式にマルチテナントをサポートしているAnomaly Detection Systemのバージョン(バージョン12.3以上)にアップグレードするには、ベーステナント以外のテナントに属するユーザに対してパースペクティブまたはフィルタを割り当てないことが条件となります。パースペクティブとフィルタをユーザに割り当てるには、**[設定] → [システム設定] → [ユーザ権限]に移動します。また、プロパティ所有者([設定] → [処理] → [電子メール通知]/[トラフィックの記録]/[カスタムスクリプト]**は、ベーステナント以外のテナントに属するユーザに設定することはできません。これらの条件を満たさない場合、更新プロセスを実行できません。
パースペクティブは、ADSでユーザを分離するために使用されます。
Flowmon ADS 12.2以前のバージョンの時点で、パースペクティブ設定によってマルチテナントがある程度達成されている場合があります。現在の設定を維持するには、設定を個々のテナントにインポートし、設定の無関係の部分を削除してください。これを正しく行うには、次の手順に従ってください。
- データフィードを無効にして不要なフロー処理を回避し、インポート後に無関係のデータフィードを削除できるようにします。
- **Flowmon Configuration Center → [システム] → [システム設定] → [メンテナンス] → [設定ファイル]で[ダウンロード]**をクリックしてXML設定全体をエクスポートします。
- Flowmon ADS 12.3をインストールできるようにWebインターフェースでADSの設定を変更します(前の段落で説明したように、パースペクティブとフィルタは、ベーステナント以外のテナントに属するユーザに割り当てることはできません。また、[電子メール通知]、[トラフィックの記録]、[カスタムスクリプト]すべてのプロパティ所有者はベーステナントのユーザである必要があります)。
- Flowmon ADS 12.3をインストールします。
- 各テナントのXML設定を個別にインポートします。
- 右上隅のユーザ名をクリックし、ドロップダウンメニューからテナントを選択して、目的のテナントに切り替えます。
- **Flowmon Configuration Center → [システム] → [システム設定] → [メンテナンス]**に移動します。
- [設定ファイル]セクションで[アップロード]をクリックし、XML 設定をアップロードします。
- 設定をインポートする各テナントについて、上記の手順を繰り返します。
- 各テナントで、そのテナントに関係のない設定部分を手動で削除します([誤検知]、[レポートチャプター]、[ブラックリスト]、[データフィード]、[パースペクティブ]、[フィルタ]などの順序を推奨)。
- データフィードを有効にします。