リリース バージョン 日付 説明
MOVEit Transfer 2026 18.0 2026 年 5 月 20 日 製品リリース。

最新のリリースで、MOVEit Transfer は以下の機能と改善点を追加しました。

パブリックリンクを使用したファイルの共有 (ダイレクトダウンロード)

[ファイル共有] アクセス許可を持つユーザーは、ダイレクトダウンロードリンクを使ってファイルを共有できます。管理者は、[フォルダー] タブから、[ファイル共有] アクセス許可を適用できます。これにより、ユーザーはダイレクトダウンロードリンクを生成、コピー、および共有できます (組織管理者は、MOVEit Transfer 組織に対してこの機能を有効にする必要があります)。

図 1. 新しいファイル共有アクセス許可

ユーザーは、他のユーザーとダイレクトダウンロードリンクを共有する前に、リンクの有効期限とダウンロード制限の値を設定できます。

図 2. リンクの設定と共有 (表示は .pptx ドキュメントのダウンロードリンク)

クッキーに関する同意バナー

組織管理者は、ユーザーのサインオン時に表示するクッキーに関する同意バナーを有効にして設定することができます ([SETTINGS (設定)] > [Appearance (外観)] - [Cookies Consent Banner (クッキーに関する同意バナー)])。
注: MOVEit Transfer は、製品テレメトリまたはアプリ内通知のいずれかを有効にすると、追加のクッキーを設定します。
図 3. バナー設定 (組織管理者ビュー)
図 4. ユーザーのサインオン時のバナー表示

OpenSSL 3 および FIPS モードのサポート

MOVEit Transfer で、従来の MOVEit Crypto ライブラリに代わり、暗号ライブラリとして OpenSSL 3 が使用されるようになりました。この更新により、FIPS 認定の暗号化の継続的なサポートが保証され、OpenSSL を FIPS モードで実行する機能が含まれます。

注: MOVEit Transfer とは別に OpenSSL をインストールすると、製品で使用されている OpenSSL ライブラリが上書きされ、moveit fips モジュールが無効ですというエラーが発生する可能性があります。この問題は、MOVEit Transfer の修復インストールを実行してバンドルされた OpenSSL ライブラリを復元することで解決できます。

AI 支援カスタムレポート (ベータ版はリクエストに応じて提供可能)

管理者ユーザーは、必要なレポートを単に説明するだけでカスタムレポートを作成することができます。AI アシスタントが処理を行います。フィールドとテーブルを特定し、レポートクエリを作成し、結果を検証します (いずれもユーザーに表示する前に実行されます)。

この機能を使用するには、サポートチケットを開き、AI 支援カスタムレポートのベータ版へのアクセスを要求します。機能へのアクセス権を取得したら、SysAdmin ユーザーは組織ごとにそれを有効にできます。

各組織は、この機能で使用する、Open AI または Azure Open AI のいずれかのエンジン/サブスクリプションを設定することができます。
図 5. AI 支援レポートの設定

図 6. AI 支援レポートの要求 (レポートおよび出力ビュー)

ウイルス対策 (AV) の設定オプションの改善

各組織ごとの管理者向けに改善されたウイルス対策コントロールを提供することが可能です。SysAdmin は、個々の組織に管理者コントロールを委任することができます。システムレベルと組織レベルの間でもコントロールロジックの整合性が維持されています。たとえば、システムに AV が設定されていない場合、これは組織設定の WebUI コントロールに表示されます。
図 7. システム管理者は組織管理者に AV のコントロールを付与できます。
図 8. 組織管理者は、ウイルス対策/DLP (表示はウイルス対策コントロール) を適用できます。

アドホックパッケージの有効期間レポートの種類を追加しました

新しいレポートには、システム上に指定した日数以上存在しているパッケージが表示されます。レポートの結果は、管理者が有効期限ポリシーを調整したり、ユーザーに古いパッケージの削除を促したりするのに役立ちます。管理者または SysAdmin は、次の新しいレポートのいずれかを作成 ([レポート] > [レポートの追加]) することができます。

  • ユーザー別のパッケージの有効期間

    列にはユーザー、フレンドリーユーザー名、パッケージアクション、パッケージの日付、パッケージの有効期間、パッケージサイズが含まれます。

  • ユーザー別のパッケージの有効期間の概要

    ユーザー別のパッケージの有効期間の簡易版。(列にはユーザー、指定した有効期間以上のパッケージ、パッケージサイズが含まれます)。

ダウンロードアクティビティのレポートの種類 (Ad Hoc Transfer と File Transfer)

新しいレポート ([レポート] > [レポートの追加]) では、パッケージの添付ファイル (Ad Hoc transfer) およびファイル (File Transfer) に関するユーザーのダウンロードおよび送信アクティビティを確認できます。

  • Ad Hoc Transfer ファイルのダウンロードアクティビティ

    ダウンロード日/タイムスタンプ、パッケージ送信者、ダウンロードしたユーザー、およびファイル名が含まれます。

  • Ad Hoc Transfer パッケージの送信アクティビティ

    送信日、受信者、ファイル名および E メール受信者が含まれます。

  • ファイルのダウンロード

    アップロード日、ファイル名、アップロードしたユーザー、ダウンロードしたユーザー、およびダウンロード日が含まれます。

Web アプリケーションファイアウォール (WAF) 証明書の自動同期

[SETTINGS (設定)] > [System (システム)] > [WAF - Certificate Synchronization (WAF - 証明書の同期)] で設定すると、組織用に正常にアップロードされた TLS 証明書は Progress MOVEit WAF と自動的に同期されます。

図 9. 組織の WAF 証明書の自動同期に関する新しいシステム管理者設定

共有、送信、およびダウンロードの監査ログの範囲

監査ログに、ファイルアクティビティのより良いレポート作成をサポートするために必要な Ad Hoc パッケージ情報が含まれるようになりました。
  • パッケージの受信者ごとにエントリが追加されます。
  • CC および BCC の受信者も含まれます。

インストーラ: 新規インストール向け SMTP OAuth 設定オプション

MOVEit Transfer のインストールウィザードには、SMTP サーバーの OAuth 設定を追加できる手順が用意されています。

Microsoft SQL Server 2025 のサポート

MOVEit Transfer で、Microsoft SQL Server 2025 データベースがサポートされるようになりました。